先生、白血病の原因はなんですか?

「先生、何が原因でわたしは白血病になったんでしょう?」

白血病と診断されて、多くのひとがドクターにこう質問するといいます。

遺伝じゃないか?
食べ物が悪かったのか?
どこかで放射能をあびたのか?
あの時のレントゲンが悪かったのか?
または、自分の行いが悪くて、天罰がくだったんじゃないか?

人は「因果応報」の原因を考え、自分を責めます。妹も私たち家族もあれが悪かったのか、遺伝なのか、と想像を巡らせ、なぜがんばって生きてきた妹がこんなことになったのか、、納得できずにずっとずっとそのことを考えていました。

答えは・・・

「原因不明です」

白血病の原因については、研究が続けられていますが、はっきりとした原因はまだ解明されていません。特殊な場合は除かれます(以下)

原因不明 :もっとも多い
放射能の大量被爆: 原子力発電所での事故、原子爆弾の被爆者
化学療法後の影響: アルキル化剤を含む抗がん剤の投与が危険因子とされています
ウィルス感染: 成人T細胞白血病・リンパ腫(HTLV-Iウィルス感染者)
化学物質: ベンゼンやトルエンなどの人体に有害な有機化合物の薬品を扱う仕事従事者

私が伝えたいことは、こういうことです。

「あなたのせいではありません。家族のせいでもありません。どうか自分を責めないでください。」

研究がすすんで、原子因子がはっきりした時、白血病の予防、治療方法が解明できます。それは今の私の希望です。

あなたの大切なひとも、あなたも、一日の始まりには「今日も美しい日だ」と思えますように。