白血病っていったい何なの?

妹が白血病になる前に、わたしが「白血病」と聞いて思い浮かべたのは「世界の中心で愛を叫ぶ」のヒロイン亜紀の姿でした。
白血病を知らなくても、映画やテレビドラマで「無菌室でケア帽子をかぶった患者(ヒロイン)の姿」はイメージできると思います。

なぜ白血病患者は、無菌室にいるのか?
なぜ白血病患者は、ケア帽子をかぶって、そして吐いたり、絶望したり・・・・なぜあんなに弱っているのか?

ドラマや映画では、治療の様子を詳細に映し出しません。

白血病治療の真実は、映画やドラマよりもっと過酷です。
本人はもちろん、家族もまわりの人々、友人や恋人なども打ちのめされます。


白血病をわかりやすく一言でいうと、「血液のがん」です。

白血病になると、血の中のがん細胞がめちゃくちゃに増え、正常な血がつくれなくなってしまいます。
例えば、あなたが転んでけがをすると血がでます。血はいつのまにか血栓をつくってあとには自然に血がとまっています。それが正常です。
でも白血病は、血をとめるための血小板もつくれなくなっているので、血がとまらなくなってしまうのです。

そして、血を作っているのはわたしたちの「骨のなかにある血を作るモト(造血幹細胞)」です。

一般的なガンの治療法としては、外科手術、放射線治療、抗がん剤などがあります。

白血病は、血液のがんなので、外科手術と放射線治療を行うことができません。
例えば、悪い血をつくっているのは骨のなかにある骨髄だから体中の骨を手術でとろうぜ!・・・なんてことはできませんよね。
放射線治療も全身の骨に対して行うことはできません。(※移植前には行います)

白血病の治療としては抗がん剤と、「(骨髄)移植」ということになります

この移植のために必要なのが、正常な血をつくるための正常な骨髄(血をつくるためのモト=造血幹細胞)なんです。

もし、あなたの大切な人がある日突然白血病だといわれたら?
あなたなら、どうしますか?

あなたの大切なひとも、あなたも、一日の始まりには「今日も美しい日だ」と思えますように。