白血病と心の支え

白血病がテーマの映画まとめ【洋画編】悲しいため要注意

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【白血病】と聞くと、ほとんどのひとが白血病がテーマとなった映画を探します。

私はそうでした。

たくさんの方法で「白血病」に関する情報を集めたいと思います。

白血病がテーマにある映画は、正直『死』を意識した悲しいストーリーが多いため、鑑賞には注意が必要です。

しかし いたずらに悲しみや恐怖を増長させたいわけではありません。

映画のもつメッセージや登場人物たちの様子や心情を知ることで、今後の人生プランや治療の様子のてがかりとなり、できれば希望と癒やしにつながることを願っています。

また、逆にあなたが 白血病をテーマにした映画を避けたい と思っているなら、この記事で紹介する映画を避ける、という方法もあります。

今回は【白血病】をテーマにした海外の映画(洋画)を 古い年代のものから紹介します。

1)ある愛の詩(Love Story)

公開:1970年
監督:アーサー・ヒラー
出演:アリ・マッグロー、ライアン・オニール

ハイクラスで裕福な家柄出身のオリバーと、イタリア系移民で庶民のジェニーとの2人が織りなす悲恋物語。

恋に落ちた二人はオリバーの父の反対を押し切り結婚しますが、ある日、ジェニーが白血病を患い残り少ない命であることが判明します…。

あとは映画を見てください。古き良き素晴らしい映画です。

特筆すべきは音楽。

誰もが知っているあの音楽が心に響きます。

名言「愛とは決して後悔しないもの」、そして、二人の知的な会話やNYやボストンの景色も素晴らしく、こんな映画があったのか、と驚くほどです。

2)愛の選択(Dying Young)

 

公開:1991年
監督:ジョエル・シュマッカー
出演:ジュリア・ロバーツ、キャンベル・スコット

恋人に裏切られた傷心のヒラリー(ジュリア・ロバーツ)がみつけた新しい仕事は、白血病を患う富豪の息ヴィクター(キャンベル・スコット)の看護。

ともに過ごすうちに2人は惹かれていきます・・・。

プリティウーマンを彷彿とさせるジュリア・ロバーツの初々しい演技と、ヴィクター役のキャンベル・スコットが闘病の苦しみを迫真の演技で表現する悲恋物語です。

3)マイ・ルーム(Marvin’s Room)

公開:1996年
監督:ジェリー・ザックス、 スコット・マクファーソン
主演:ダイアン・キートン、メリル・ストリープ、ロバート・デ・ニーロ

シングルマザーのリー(メリル・ストリープ)は、2人の息子を連れ20年ぶりとなる実家へ戻ります。

そこには、寝たきりで認知症の父と叔母の面倒をみながら暮らす独身の姉のベッシー(ダイアン・キートン)が。

お互いに反発しあう二人、しかしベッシーは白血病を患い、彼女の姿に家族のこころが一つになっていく…

主演の2人はもちろん、若き日のレオナルド・ディカプリオ、主治医にロバート・デ・ニーロ、名優揃いのヒューマン・ドラマです。

4)レインメーカー(The Rainmaker)

公開:1997年
監督:フランシス・フォード・コッポラ
主演:マット・デイモン、クレア・デーンズ、ジョン・ボイト、ダニー・グローバー

苦学して弁護士になったルディ(マット・デイモン)は、悪徳弁護士ブルーザーの下で働くことに。

初の裁判は、依頼人が瀕死の白血病患者ダニー。

引き受けたのは大手の保険会社を相手に医療保険未払いを巡る民事裁判。

この訴訟が世間をまきこむ大仕事となります。ルディは大金の雨を降らす弁護士、レインメーカーになれるだろうか…

最後にルディがとった決断。理想と誇り、、、いろんなことを考えさせられる映画です。

5)シビル・アクション(A Civil Action)

公開:1998年
監督:スティーブン・ザイリアン
主演:ジョン・トラボルタ、 ロバート・デュバル、トニー・シャルーブ

1970年代にマサチューセッツ州で実際に起きた化学工場の廃液による飲料水汚染訴訟の実話。

マサチューセッツ州の田舎街ウォバーンで、8人の子供が白血病で死亡。

やり手民事訴訟弁護士ジャン・シュリットマン(トラボルタ)が住民側の弁護人として裁判を担当することになります。

予想外の法定での激戦、次第においつめられ、キャリアや評判、私財までも使い果たしてしまうことに…

白血病がメインテーマというわけではなく、実際におこったアメリカの環境汚染事件、弁護士ジャンの正義と生き様を描いたヒューマンドラマ。

6)ウォーク・トゥ・リメンバー(A Walk to Remember)

公開:2002年
監督:アダム・シャンクマン
出演:マンディ・ムーア、シェーン・ウェスト、ダリル・ハンナ

不良少年ランドン(シェーン・ウェスト)と、優等生で地味なジェイミー(マンディー・ムーア)。
接点がない2人が出会い、惹かれ合い、やがて愛し合うように。

しかし、ジェイミーは白血病を患っていて、彼がとった決断とは…。

ポップ歌手マンディ・ムーアの素朴な優等生ぶりが好感がもてるし、劇中で歌う「Cry」、「Only Hope」もいい。そして不良少年ランドンが成長するストーリー自体も高い評判を得ています。

7)私の中のあなた(My Sister’s Keeper)

公開:2009年
監督:ニック・カサヴェテス
出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィン

急性前骨髄球性白血病の姉ケイトのドナーとなるため遺伝子操作によって生まれた妹のアナ。

さい帯血移植、輸血、骨髄移植、、、姉のために常に犠牲を強いられて生きてきたアナ。

腎臓の提供をもとめられたとき、アナは弁護士キャンベルを雇い、両親を相手取って訴訟を起こしますが、訴訟にはある秘密が…。

私ははじめに原作本で読みました。

アナとケイト、2人のこどもを盲目的に愛する母親(キャメロン・ディアス)の深い愛と絆が痛々しい家族ドラマ。

アナのような遺伝子操作で生まれたこどもをデザイナーベビーといい、アメリカでは特許技術となっています。

8)100歳の少年と12通の手紙(Oscar et la Dame rose)

公開:2009年
監督: エリック・エマニュエル・シュミット
出演: ミシェル・ラロック、アミール・ベン・アブデルムーメン、 マックス・フォン・シドー

わずか10歳で余命を宣告された白血病を患う少年オスカー。

口が悪い宅配ピザ屋の女主人ローズと残り少ない命を大切に生きるため、1日を10年と考えて過ごすことに。

大晦日までの12日間、毎日神様に手紙を書くようにオスカーにすすめるローズ。同じく入院する女の子への恋…

フランス・ベルギー・カナダの合作によるこの作品は、ハリウッド映画にはない深い味わいのある物語。おすすめします。

9)17歳のエンディングノート(NOW IS GOOD)

公開:2012年
監督:オル・パーカー
主演 :ダコタ・ファニング、ジェレミー・アーヴァイン、 パディ・コンシダイン

17歳のテッサ(ダコタ・ファニング)は白血病を患い、余命9ヶ月と宣告される。死ぬまでにしてみたいTO DOリストを壁に書いて実行することに。

そんな中、隣に引っ越してきたアダム(ジェレミー・アーヴァイン)に恋をしてしまう…。

テッサの最後の日々、、お父さんと小さい弟との関係も見どころの ヒューマンドラマです。

10)オーバー・ザ・ブルースカイ(The Broken Circle Breakdown)

公開:2012年
監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
主演:ヨハン・ヘルデンベルグ、ヴェルル・バーテンス

ベルギーのフランドル地方を舞台に自由の国アメリカに理想を抱くディディエと、信仰心あついエリーゼ(タトゥデザイナー)との7年間の生き様と激しい愛を描いた作品。

恋に落ちた2人、エリーゼはディディエのバンドで歌う(ブルーグラスミュージック)ようになり、結婚します。

幸せな日々のなか、愛娘のメイベルが白血病だとわかったときから、二人の生活が一変して…

暗くて重く、感情を揺さぶられるこの映画は、ベルリン国際映画祭をはじめとする世界の映画祭で高い評価を得ています。おすすめ。

11)バッド・キッド・ビギンズ

公開:2015年
監督:ダナ・ナックマン
主演:マイルズ・スコット(本人)

白血病と闘う5歳のマイルズ・スコット君の夢、それは本物のバットマンになること。

彼の夢をかなえるために、サンフランシスコがゴッサム・シティと化した奇跡の1日(2013年11月15日)を追ったドキュメンタリー。

SNSがプラスの威力を発揮、人間の好意を信じられるようになる一作。

 

12)ぼくとアールと彼女のさよなら(Me and Earl and the Dying Girl)

公開:2015年
監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
主演:RJ・サイラー、オリヴィア・クック、コニー・ブリットン

冴えない映画オタクの男子高校生グレッグは 幼馴染のアールと映画のパロディを作る毎日。

そんな日、同級生のレイチェルが白血病になったと聞かされ、彼女の話し相手となることに。

最初は気が進まなかったのに、徐々に打ち解け友情を育てていきます。そして病状が悪化していく彼女を励まそうとアールとオリジナル映画を作ることに…

サンダンス映画祭でスタンディングオベーション!映画祭で高い評価を得た青春ドラマ。単純な悲恋や泣かせる映画ではない。おすすめします。

まとめ

以上、【白血病】をテーマにした海外の映画(洋画)を 紹介しました。

白血病がテーマとなっている海外の映画は、他にこちらもあります。

・「The Ultimate Gift」2007年公開
・「Matching Jack」2010年公開
・「Ways to Live Forever」2010年公開
・「Eighth Graders Don’t Cry(Cool kids don’t cry)」2012年 オランダ
・「White as Milk, Red as Blood」2013年公開 イタリア制作

日本で未公開、またDVDやBlue-rayが日本でリリースされていないため、このページで紹介しなかったものです。

「Matching Jack」や「Eighth Graders Don’t Cry」などいい映画が多い。なぜ日本に紹介されないんだろう、残念です。

英語で鑑賞できる方は、これらの映画もチェックしてみてください。

このページで紹介した映画は、白血病によって最後の死の瞬間まで捉えている映画、また残された人々の物語も含まれています。泣かずには見れない映画がほとんど。

もし自分が白血病、また家族や友人、恋人が病気を患っている場合、観ていて苦しくなるものも多いです。

もし、あなたが白血病がテーマの映画を観たくない、悲しい映画はみたくない、という場合は、逆にここで紹介した映画は観ないようにしてください。

白血病をテーマにした日本の映画(邦画)の紹介は『白血病がテーマの映画6選【邦画編】』に紹介しています。

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※このページは、紹介もれや新作の公開があれば、随時更新する予定です。

あなたの大切なひとも、あなたも、一日の始まりには「今日も美しい日だ」と思えますように。Byアルノ

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このブログを書いているアルノです。 妹は急性骨髄性白血病「M6」を患い、わたしは末梢血幹細胞移植のドナーとなりました。 元看護師、現在はイギリス在住、小学生の息子の母です。 『ビューティフルデイズ』は、白血病について誰もが知りたい情報、治療に関することを、経験談をふまえて情報提供するためのブログです。 つらい不安定な生活の中で、すこしでも希望をもって楽しく過ごそうとしている人たちがいたら、「私達も同じです」と伝えたい。