最近異常に疲れやすく立っているのもままならない、ぶつかってもいないのに体のあちこちにアザができる、、、
これってもしかしたら・・・?
体の不調を感じたとき、もしあなたが『白血病』を疑っているなら、ぜひこの記事を読んでほしい。
この記事では、日本でもっとも多いとされる 急性骨髄性白血病の8つの初期症状を紹介します。(『急性リンパ性白血病』の初期症状はこちら)
紹介する以下の項目をチェックし、思い当たる場合は病院で血液検査を!
記事を書いているのは、イギリス在住で元看護師、白血病を患った妹のドナーとなった経験のあるアルノです。白血病の初期症状は、『風邪』の症状と似ているため、それはただの『風邪』である可能性が高いのです
【実質半額】楽天市場 スーパーDEAL
\毎日更新。50%OFFで入院前、治療中のショッピングに役立つ /
1)疲れと貧血
最近いつもよりはるかに疲れやすく、頭痛やめまい、貧血を感じますか?
この症状は、正常な血液細胞が減少し、赤血球の欠乏によってヘモグロビン(酸素を運ぶタンパク質)の欠乏をもたらすことによって起こります。(貧血)
急性リンパ性白血病を患った知人の初期症状の疲れは尋常ではなかったと言っていました。
周りからみても疲れた態度は異常で、まわりから『ストレス性で精神的な落ち込みからきている』と噂されたそうです。
2)熱がでる
原因不明の高熱がでる、熱が1~2週間ずっと下がらないですか?
3)顔色が青白くなる
『最近顔色が悪いね』とまわりの人に言われますか?
顔面蒼白は、赤血球の不足によっておこります。
4)息切れ
坂道や階段をのぼるとき、少しの運動で息切れがして苦しくなりますか?
これは、赤血球の不足によっておこります。
急性骨髄性白血病を患った妹の場合、仕事で使う階段の上り下りで息切れがきつく、辛かったと話していました。
5)いつもより風邪などの感染症にかかりやすくなる
風邪をひきやすい、また治ったと思ってもすぐにまた風邪をひく、または風邪が長引いていますか?
感染は、正常な白血球の不足(特に好中球と呼ばれる感染と戦う白血球の不足)が原因で起こります。
風邪の他に 肺炎、尿路感染、胃腸炎、まれに胸痛を感じることもあるといいます。
白血病細胞の数が多すぎるため、白血球数が多くなる可能性があります。でも、通常の白血球のように感染を防ぐことはできません。
6)鼻血や歯茎から出血する
歯を磨くときに出血、または何もしていないのに突然鼻血がでたりしますか?それはいつもより出血の量が多くありませんか?出血が止まりにくくないですか?
女性なら、月経が重く、いつもよりかなり大量の出血がみられますか?
これは、血管が損傷した時に傷口をふさぎ出血を止める作用がある血中の血小板数が少ないことで起こります。
7)あざができる(または小さな赤や紫のしみ)
ぶつかってもいない、打ってもいないのに体にアザができますか?または、点状の小さな赤や紫のしみができていますか?
これは、血中の血小板数が少ないことが原因で起こります。
8)体重が減る、食欲が落ちる
ダイエットもしていないのに体重が減少していますか?食欲がないと感じていますか?
なぜ体重が減るのかの明確な理由はわかっていませんが、症状として報告されています。
まれにみられる兆候(診断が遅れた場合などにみられる)
便や尿に血がまじる
感染症や深刻な内部出血を引き起こしている場合があります。
もしかしたら便中の血に気付かないこともありますが、便が黒く、タール状になっていないか、尿の色がいつもの違わないか注意してみてください。
頭痛、話し方が遅くなる、体の片側が弱くなる、常に眠いなど(脳卒中に似た症状)
急性骨髄性白血病のがん細胞は通常の白血球よりも大きく、数が多くなると小さな血管をつまらせる可能性があります。
こうなると正常な赤血球(および酸素)が体の組織に行き渡らなくなり、深刻な影響がでます。=緊急医療が必要な状態です!
息切れ、視界がぼやける
肺の血管が冒されると、人々は息切れを引き起こし、眼の血管にも影響があると、視界がぼやけたり、失明することさえあります。
まとめ
以上、『急性骨髄性白血病』の最も一般的とされる8つの初期症状を紹介しました。
これらの症状は、白血病のがん細胞が骨髄で増殖し、正常な血液細胞の産生を妨げているために起こります。
疲れやすい、熱がでる、息切れがする、、、、
など多くの症状は、インフルエンザや風邪に似ているため、多くの人は白血病の前兆サインに気づきません。
ポイントは、『原因不明』と『長引く』の2つ。
例えば、ぶつかってもいない(原因不明)のにアザができている、風邪もひいていないのに熱が2週間も下がらない(長引く)、などです。
日本における【白血病】で最も多い『急性骨髄性白血病』。
もし、診断までの期間が遅れてしまうと、血液中の白血球数が増加し、脾腫、肝腫、リンパ節が腫大するなどの臓器浸潤が起こります。
早期発見が治療の効果を高めるのです!
また、子供の場合は、自分で症状の訴えがうまくできない場合も多く、そばについているお母さん、お父さんの判断が重要になります。
- いつもよりぐったりしている
- あきらかに元気がない状態が続く
- 熱が1周間以上下がらない
- アザがあちこちにできている
などのこどもの表面上にあらわれるサインを見逃さないでください。
▶白血病を患ったわたしの妹の初期症状は『白血病の初期症状|妹の場合』こちらの記事で。実際に見聞きした初期症状の体験談がわかります。
▶『急性リンパ性白血病』の初期症状はこの記事で紹介しています。合わせて参考にしてください。
▶小児白血病についての一般的な初期症状は『【こどもの白血病】9つの初期症状をチェック!』の記事を参考にしてください。
この記事が急性骨髄性白血病の早期発見にすこしでも役立ちますように。
まずは、どこでもいい、旅にでてみませんか?
病気の回復をねがたり、闘病をのりこえた記念に、旅を計画するもおすすめです。
人生は一度きり、同じ日は二度とやってきません。
わたしの人生を大きく変えてきたのは、知らない土地への旅がきっかけでした。出会った人、街の雰囲気、異なる文化の体験が、自分の人生をまるごと変えるパワーを「旅」は持っています。
旅の計画におすすめなのが 楽天トラベル 。圧倒的にポイントがたまりやすく、期間限定のクーポンや、日本国中の宿泊施設が豊富です。きれいな景色を見たり、おいしいものを食べたり、温泉にはいったりして、ゆったりと癒されることを願っています。
あなたの大切なひとも、あなたも、一日の始まりには「今日も美しい日だ」と思えますように。アルノ