白血病の初期症状|妹の場合

白血病について
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急性骨髄性白血病と診断されたわたしの妹の初期症状を聞くと、「自覚症状はなにもなかった。」と言います。

妹が白血病とわかったのは、夜勤をつとめる看護師のための血液検査です。症状らしきものはなかったといいますが、今考えて強いていえば・・・ということであがった症状が以下のとおりです。

・いつもより食欲がなかった
・体がだるかった
・階段をあがるのに息切れがしていた
・微熱が続いていた

本人は、体調が悪いとまではいえないけど、風邪気味かな?と思っていたと言います。血液検査も、前の年の9月の健康診断では異常なく(白血球数は正常値のギリギリだった)、次の年の4月の検診で異常が見つかりました。(白血球数は正常値をはるかに下回っていた)

しかし、見た目は元気で看護師として夜勤も貪欲にこなしていたため、家族も学校、職場、友人など彼女に関わる人間はみな健康に問題があるとは考えられない状態でした。たったひとつ「血液検査の値」だけが異常を示していたのです。

私が知る他の患者さんの初期症状としては、「体中が突然アザだらけになり、そのアザは押しても痛くなかった。→なにコレ!と思い病院を受診→血液検査で異常を発見」、「職場で立っていられないほどの体調不良が続いていた→病院受診後血液検査で異常を発見」などがあります。

そして、一様に言うのが、「今まで健康優良児だったわたしが、なぜ突然白血病?!」という言葉だといいます。

急性骨髄性白血病は、ある日突然宣告され、本人が病名を受け入れる時間もなく、すぐに治療が始まります。そこが白血病患者の抱えるひとつの大きな問題ではないか、と妹は言います。治療のスピードに心がついていけないのです。

白血病の症状とは、白血病細胞がどんどん増えてしまい、正常な血液が不足することにより起こります。

正常な血液が不足したら現れる<症状4つ>

  1. <白血球が減る>
    感染がおこりやすくなり、発熱する、口内炎ができる
  2. <赤血球が減る>
    貧血がおこる→体がだるい、めまい、動悸・息切れ、顔面蒼白が起こる
  3. <血小板が減る>
    出血しやすくなる、身に覚えのないアザができる、血がとまりにくくなる、歯ぐきがはれる
  4. <血液の流れにのり、白血病が全身にひろがる>
    臓器に悪影響をおよぼし、臓器障害がおこる→リンパ節、肝臓や脾臓などが腫れる

しかし、なんんといっても症状は「そういえば」と後になって思い当たることはあるものの、特に身体的な不調の自覚はなく、健康診断などの血液検査で白血病とわかる人が多いのです。

血液検査はとても大切です。血液を知ることでその人の全身の組織や臓器の状態や異常がわかるのです。「血液検査を伴う健康診断を一年に一度は受ける」これが非常に大切です。健康診断で助かる命があると知ってほしいのです。

白血病は、特別なひとがかかる病気ではありません。多くの人は白血病とすぐわかる初期症状もでません。

あなたの大切なひとも、あなたも、一日の始まりには「今日も美しい日だ」と思えますように。