口内炎のできる時期とその症状、できたときの4つの対処法!抗がん剤の副作用

口内炎 食べ物 抗がん剤治療

抗がん剤による副作用としての口内炎は、原因として抗がん剤が直接口の中の粘膜に作用することとと、骨髄抑制で感染しやすくなることによって起こります。

いったん口内炎ができると、治るまでに時間がかかり、さらに重症化すると抗がん剤治療を続けられない、薬剤の量を減らさなければならない、など治療に大きな影響がでる副作用です。

口内炎はたとえ一つできても、その痛みと不快感は甚だしい。

食事もとれない、口をあけることもできない、さらに感染の危機を招くなど多くの問題がおこる口内炎、今回は、口内炎のできる時期とその症状、できたときの4つの対処法を紹介します。

抗がん剤治療を始める前に ぜひ参考にしてください。

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副作用の口内炎はいつ現れるのか?

抗がん剤投与後の4日~1週間目くらいから現れます。

放射線治療では、照射がスタートして2~3週間目ごろから出てくると言われます。

どんな症状がでるのか?

口内炎の症状を①~③の進行順に紹介します。

①口の中がざらざらする、食物や液体がしみる、焼けつく感じがする、粘膜が赤くなる

②粘膜が腫れる、できものができる、膿がついたような白斑ができる

③明らかな口内炎ができる、出血する

「口内炎の重症化」とは、口の中全体が潰瘍化し、口腔、歯肉、舌、さらに唇までできてしまう状態をいいます。

重症化しなければ口内炎は口腔粘膜が再生する10日~2週間以内に治るといわれています。

しかし、口内炎がなおらないまま次の抗がん剤投与がはじまったり、炎症がひどくなったり、栄養状態が低下すると さらに悪化し感染を引き起こしやすい状態になってしまいます。

口内炎ができてしまったときの4つの対処法

口内炎ができたら、まず患部を刺激しないように食事に気を付けます。

口内炎ができると、その痛みで食事することが辛くなります。食事の工夫をして、なるべく口から栄養を取りたい!

「刺激物を避ける」、「温度を調節する」、「栄養を摂る」、「薬を処方してもらう」ことで、口内炎と闘いましょう。

1)刺激物をさける(食事の工夫)

徹底的に刺激物をさけます。料理法では「揚げ物」が一番NG!

NG食

❍熱いもの
スパイシーなもの
塩辛いもの
酸味の強いの
水分の少ないもの
固いもの

たまに食べたくなるポテトチップスおせんべいは固く、口の中で細かく砕け、猛烈な痛みに後悔します。。

食べても刺激をうけない食品例をあげます。柔らかく、とろみがあるものなど、あまり噛まなくてもツルンと食べれるものです。

料理法では、「蒸す」、「茹でる」ものがOK!

OK食の例

茶わん蒸し
卵豆腐や絹ごし豆腐
おかゆやリゾット
クリームシチュー
うどん
ゼリーやプリン
など

 

2)温度を調整する(食事の工夫)

食事の温度も重要です。

NG食:熱すぎるもの、冷たすぎるもの(口内炎にしみます)

OK食:熱いものは冷ましてから食べる、口内炎の場所によってはストロー使いも効果的。

 

3)栄養をとる方法

口内炎があまりにもひどくなり、食事ができなくなってしまったら、栄養補助食品を積極的にとるなどし、栄養状態を維持しましょう。

栄養の低下は、炎症した部分から雑菌がはいりこむと感染をひきおこす原因にもなります。

栄養飲料は、栄養やカロリーの補給になるだけではなく、飲みやすいのでおすすめ。

病院でだされる栄養飲料が「飲みにくい」と感じたら、「美味しく飲みやすい」と評判の「クリミール」を試してみてください。125mlと飲みきりサイズでジュース感覚で栄養補強ができます。

 

4)薬を処方してもらう

もし悪化してしまったら、医師と看護師に相談し、痛みをとりのぞく軟膏薬を使ったり、炎症を抑えるなどの対処を行います。

口の中がただれてケロイド状になり、痛みも相当ひどくなると麻酔で使われるキシロカインうがい薬が処方されたり、モルヒネが処方されます。(※ドクター処方です)

市販薬では、ステロイド系軟膏の「ケナログ」、貼り薬の「アフタッチ」や「大正口内炎パッチ」があります。これらの市販薬を使いたい場合は、医師や看護師に相談しましょう。

抗がん剤投与前にできる口内炎予防とは?

1)歯科による口腔ケア

抗がん剤投与前には、口の中の細菌を減少させるために、歯科で虫歯治療、歯石除去を行います。

2)オーラル・クライオ・セラピー

オーラル・クライオ・セラピー(OralCryotherapy)とは、化学療法時の口腔内冷却療法のことです。

方法として、抗がん剤開始の5分前~30分の間、氷を口に含み、口の中を冷やします

口腔粘膜を冷やし、末梢血管収縮させることにより、抗がん剤が口腔粘膜に達する量を減少させることで、粘膜の潰瘍をつくることを遅らせることが目的。

この療法は化学療法で使用する薬剤の種類によって、効果があるもの、ないものがあります。

妹の場合は、使用する抗がん剤に有効な口内炎予防策として妹の持っているミネラルウォーターから小さい氷を作ってもらい、病院側でこの療法をサポートしてくれました。

抗がん剤投与時に氷を口にふくむだけで、辛い口内炎が和らぐなら、やってみたい方法です。
興味があれば、ドクター、ナースに相談しましょう。

抗がん剤が始まってからの予防策としてまとめた記事もぜひ参考にしてください。口の中を清潔にする具体策とおすすめの歯ブラシなどの情報があります。

まとめ

以上、口内炎のできる時期とその症状、できたときの4つの対処法を紹介しました。

口内炎は抗がん剤治療後の4日~1週間に注意し、できてしまったら食事の工夫や清潔ケア、栄養補給を行い、医師と看護師に口腔内の様子を詳しく報告しましょう。

その他の抗がん剤の副作用についてまとめた記事はこちらです。どんな副作用がでるのか、それぞれの対処法がわかります。ぜひ参考にしてください。

あなたの大切なひとも、あなたも、一日の始まりには「今日も美しい日だ」と思えますように。

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