皮膚の乾燥や黒ずみ、かゆみ対策を!【抗がん剤の副作用】

 抗がん剤の副作用で、皮膚にはどんなことが起こるの?

 

抗がん剤により新陳代謝を行う細胞がダメージを受けることで、皮膚へ栄養や酸素がうまく行き渡らなくなり、正常な細胞分裂をすることが難しくなることで起こります。

 

また、皮脂腺へのダメージも起こるため、皮脂の分泌量が低下して、皮膚が乾燥し、皮膚のバリア機能が大きく損なわれることから、さまざまな皮膚障害につながると考えられます。

 

この記事は、抗がん剤の副作用によって起こる、皮膚の症状、自分でできる6つのセルフケア、治療後の注意点について紹介します。

 

この外見の変化は、治療終了後には消失するものがほとんどです。たとえ治療中に外見の変化に戸惑っても…

「あなたがあなたらしさを表現できますように」
「あなたらしい美しさを表現できますように」

…と願ってこの記事を書きます。

目次

抗がん剤の副作用として、皮膚に症状として現れるもの

 抗がん剤治療の副作用として、皮膚にはこのような変化が起こります。
  • 乾燥する
  • かゆみ
  • 敏感になる
  • 黒ずむ
  • 発疹、紅斑
 

肌の乾燥は、角質層が薄くなり、皮脂腺や汗腺の分泌が低下することでおこるといわれます。

 

保湿が重要です。

自分でできる6つのセルフケア

①お風呂では刺激しないように洗う

  • 界面活性剤を含まず、刺激の少ない石鹸系のボディソープを使う。
  • しっかりと泡立て、皮膚を傷付けないようやさしく洗う。
  • 石鹸の量も控えめに使用する。(石鹸の使い過ぎも肌を乾燥させます)
  • 石鹸の成分が肌に残らないように、しっかりすすぐ。

もし使用する「石鹸選び」に迷っていたら、優しい成分の泡タイプのボディソープを1本準備しておきましょう。

 

体調が悪いときは泡をつくることもできません。プッシュして泡がでる、そして体にやさしい成分のものがおすすめ。

シャボン玉無添加ボディーソープ(泡)なら、香料・着色料・酸化防止剤・合成界面活性剤不使用の釜炊き製法(ケン化法)で作られた純無添加石けんです。泡でやさしく洗えるもの、つめかえができるタイプがおすすめです。

洗い上がりの肌をやさしくつつむタオルは、優しくふんわりしたものを。

泉州タオルの、吸湿性がよく まるでぬいぐるみをさわっているかのようなやわらかなタオルがおすすめです。特にこのフェイスタオルなら枕に敷いても肌さわりが最高。

バスタオルも軽くて薄い、そしてやわらかい肌触りのものがおすすめです。(ガーゼと

 

 

②熱い温度での入浴、シャワーは控える

熱いお湯は肌に強い刺激をあたえてしまいます。

③保湿剤でケアする

保湿剤は、抗がん剤の影響で乾燥する肌に十分なうるおいを与えるためにつかいます。

 

使い方は、やさしくなじませるように爪を立てないように塗ります。

 

保湿剤でのケアは重要です。保湿剤にはいろいろなタイプがありますが、治療中はドクター処方の保湿剤を使用しましょう。

 

全身にも使えるワセリンなら、無着色・無香料・パラペンフリーで、チューブで持ち運びのしやすいこちらを。いろんなワセリンがありますが、これだけはベタつきがおさえられていてのびがよく使いやすいんです。

④服(パジャマ)を低刺激素材やしめつけ感のないものにする


体を締め付けない服や靴下を選ぶ。

肌への刺激が少ない綿や絹の素材のものを選ぶ。

靴下や手袋で保湿効果を高めて保護する

 

⑤リップケア

わすれがちですが、抗がん剤によって唇の乾燥も気になります。

 

治療開始から、唇の乾燥を防ぐために天然成分のリップクリームやバームで唇を保護することをおすすめします。

 

やっぱり無着色・無香料、ワセリン100%のリップをおすすめしたい。このピュアリップならの使いやすく、のびがよく、しっかり保湿してくれます。

 

⑥シミ、黒ずみ

シミや黒ずみは女性にとっては大問題です。

 

治療中にどうしても気になる肌の黒ずみはコンシーラーでカバーし、刺激を与えないようにしましょう。

 

肌に優しいコンシーラーを探しているなら、ノンケミカル、界面活性剤やシリコン、鉱物油や合成香料、腐剤もフリーの【ヴァントルテ ミネラル コンシーラー スティック】は、クレンジングも不要です。

 

医療用が安心なら、病院の店舗でカバークリームが売っていないか聞いてみましょう。

治療後に肌のためにできるケア3つ!

治療後もしばらくのあいだ肌は敏感になっています。

治療後の肌を美しく整えるために、つぎの3つのケアがとても大切です。

①基礎化粧品・洗顔料を低刺激のものにする

基礎化粧品はなるべく化学物質や香料、アルコールのないっていない低刺激化粧品にかえましょう。

刺激の強い成分は肌をさらに敏感にさせる可能性があります。

スクラブ入りの洗顔剤は肌にかなりの負担を与えるので使わないようにしましょう。

②傷をつくらないように気をつけたい

傷や虫刺されなどは、治りにくく跡が残る場合もあります。

 

出かけるときにはなるべく肌を露出しないようにしましょう。

刃物をあつかうときも要注意です。

 

 

③日焼けしないようにする

日焼けによる肌のダメージは色素沈着をおこしシミやシワのもとになってしまいます。

 

治療後に外出する場合は、日焼け止めが必要です。

しかし日焼けは肌を刺激するため、優しい成分の日焼け止めを使用しましょう。

アピアランスケアとは?

アピアランスとは「外見」の意味し、
「アピアランスケア」とは がん患者に対して外見の変化をケアすることです。

 

このアピアランスケア、日本での中心的機関は国立がん研究センターの「アピアランス支援センター」があります。

 

「アピアランスケア」は、欧米では非常に重視されています。

 

抗がん剤によって「髪の毛がぬける」、「爪がくろずむ」、「皮膚がダメージをうける」などの外見上の問題は、治療による「痛み」の苦痛より大きく、喪失感や社会的な疎外感を受けることがある と認識されているのです。

抗がん剤の外見ケアのためのおすすめ本

外見のケアで参考になるとても参考になる本を2冊紹介ます。

 

●国立がん研究センターのアピアランス支援センターの外見ケアの手引書。
多くの情報に何が正しいのか迷いがあるかたや、ケアの方法がわからない方にとって信頼できる一冊です。

 

●抗がん剤治療後の生活をどう過ごしていくか、具体的ですぐ実践できます。
写真や図、Q&A 形式がふんだんに使われていて、すぐに役立つ本。本人だけでなく、家族や友人も参考になる本当におすすめの本です。

まとめ

白血病などがんを患った方たちの不安や苦痛は、口内炎や発熱・痛みより外見の変化による苦痛」のほうが大きいという調査結果があります。

 

つまり からだの苦痛より、脱毛や皮膚の変化などの こころの苦痛のほうが大きいのです。

 

外見の変化は命の危険がないため、医療者からすると大きな問題ではないかもしれません。

しかし、本人からすると大きな問題です。

それは、その苦痛の本質が『本来もっていた「自分らしさ」のイメージが崩れる』ことであり、それは他人と向き合わなければならない時に強く感じる苦痛となります。

抗がん剤による外見の変化は、本人と社会をつなぐ重要な問題なのです。

治療へのモチベーションを維持するためにも、外見のケアをしっかりしたいものです。

 

抗がん剤の副作用や治療については、こちらの記事群(カテゴリー)でさらに詳しく対処できます。

 

ビューティフルデイズ
抗がん剤治療 | ビューティフルデイズ 抗がん剤治療、化学療法についての記事をまとめています

 

あなたの大切なひとも、あなたも、一日の始まりには「今日も美しい日だ」と思えますように。

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